RK清水(長崎)財団

学校建設について

フィリピンでは、人口の増加により深刻な教室不足に陥っています。
アルミン・ルイストロ(Armin LUISTRO)教育大臣によると、約15万教室と260万個の机・椅子が不足しているそうです。一般的に教育水準が低いことで貧困を招き、単純労働や犯罪を犯す人も増加しています。

こうした状況を改善するために、現地政府でも学校建設・整備を急いでいますが、必ずしも良い教育環境と言える状況ではありません。

私たちRK清水財団が教育を支援する事で、こどもたちの教育水準が高まり、ひいては国の水準を高め、今後のフィリピンの発展に繋がる事を期待しています。

学校を建設する上で特に不足している物があります。
それは机と椅子です。

2011年の学校建設時には長崎県知事 中村法道氏へ提供をお願いし、長崎、諫早、佐世保、西海、大村、平戸の6市の小中学校より、不要となった机と椅子を計2700セットを集めることが出来ました。

日本の机や椅子はとても高品質で、不要になった机や椅子でも、フィリピンのこどもたちが教育を受ける上で充分な物は沢山あります。

各都道府県や各市区町村の方々にお願い申し上げます。不要となった机や椅子、学校備品を是非お譲りください。
それらは再利用されて現地のこどもたちの夢への第一歩となります。